いつのまにか6時前には外も真っ暗になり、街の灯りも不思議と暖かく感じられるようになってきましたね。
さて、先日は稲刈りみんたば!後期がありました!!
後期日程は9月の25、26日でしたが、米販売に向けてもろもろの事務用があったため24日に鰺ヶ沢入りしていました^_^;
水曜日のお昼に急遽前乗りを思い立って木曜夜のバスで青森へ向かうという強行日程だったため、皆さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません(>_<)
涼しくなっていたとは聞いていたけど、実際に朝ついてみると寒い!!
ススキが開いてコスモスも咲いて、木々はところどころ赤や黄色に変わっていて、鰺ヶ沢へ向かうバスから見える風景もどことなく秋模様でした。こんな中ピクニックしたら楽しいでしょうね(#^.^#)
…のわりに、アジサイがまだ鮮やかさを保っていたあたり、さすが青森です^_^;
着いたらすぐにつなぎを着て毛豆選別作業に入ります。全然違和感を感じないあたり、我ながら慣れたもんだな。。って感じです。
8月の選別では見なかった新しい機械が登場し、量もこの前よりはるかに多い選別でした。
弾くのはアブラムシの斑点、虫食い、形がいびつなもの、一つしか入っていないもの、などですが、本当に量が多いこと多いこと(>_<)
次々出現する毛豆を処理できなくなってラインを止めることもしばしばでした。。。
毛豆選別・洗浄は午後まで続き、弾きの毛豆を堆肥場に捨てるついでに山ブドウ収穫もしてきました(^^)
それにしても、弾きの毛豆が半端なく多い!!
少し小さいとかさやが汚いとかで売り物にはならなくて、食べたら美味しいし使いようもいくらでもあるはずなのに捨てられる毛豆の数々(>_<)。。。活用しようとしても赤字が増えるだけなら捨てるしかないのでしょうけど、本当にもったいないです。。
自給率などなど考える際にも、そんな構造上の問題は決して見逃したくないところです。
目先の効率うんぬん以上に、直感的に嫌だなあとは思ってしまいます。。
山ブドウ畑はこれまた秋だなあ、って感じの場所でした。
8月には草刈りもしましたが、さすが無農薬というだけあって相変わらず野の草が生い茂っていました^_^;
山ブドウはよく見る市販のブドウとは違って、ツルの途中に実が散在しているって感じでした!
この山ブドウは農家の方が文字通り山から探してきて植えたそうなのですが、確かに自然な感じです。。
そしてこの日は夕焼けの空が最高に綺麗でした(*^_^*)
8月に鰺ヶ沢の海まで見に行った夕陽もきれいだったけど、この日は今まででも一番鮮やかな赤色だったように思います。
一夜明けて9/25(土)。
この日は気温が一桁まで冷え込んでものすごく寒く、シーズン初の「布団から出たくない日」でした。笑
みんたば田んぼの稲刈り(^^)
おなかまめし田んぼの稲刈り(^^)
この日の稲刈りは廣告社の皆さんも本格参戦しており、社会人には負けられまいと無駄にスピードを上げた結果、これまた無駄に疲れをためてしまうという様々情けないことに…
特に刈った稲束をつかむ左手に疲れが集中しました^_^;
夜は恒例のバーベキュー!
またしてもホルモンです^_^;
実は東京に帰ってから、食べても食べてもホルモンが出現するという謎の悪夢を見たとか見なかったとか。。
サツマイモはとても甘くておいしかったし、新品種だというキノコは噛んだ瞬間にいい香りが広がりました!毛豆は焼いてもほくほくおいしくて、秋の味覚も様々楽しめました(^^)
古民家へ戻ったら、明日に備えて豚汁を作りました!!
この日はなぜか豚汁の話題でもちきりで、芋はサトイモだのジャガイモだのサツマイモだのともりあがったっけ。。
…にもかかわらずミスで芋を調達し忘れてしまったのですが、無事おいしく仕上がりました(^^)
豚汁とか芋煮とか鍋とか、こう寒いと冬の味覚も待ち遠しくなります(*^_^*)
更に一夜明けて9/26(日)。
この日はリンゴのシール貼り、プルーン選別袋詰め、干しりんご袋作り、干しりんご袋詰めなど、人によって別々の作業でした(^_^)/
8月にやった作業もあり、懐かしいなあと思ったり。
プルーン選別では傷のついたものとか割れたものなどを弾いていくのですが、実は少し割れていたり皺がよっていたりするものの方がおいしいのだそうです!
そんな実はおいしいのに弾かれてしまうプルーンたちをもったいないなあと思いつつ、少しその場でいただいちゃいました(^^)
りんごのシール貼りでは、まだ青いりんごの表面に鯵ヶ沢の名物犬「わさお」のシールを貼りました!
リンゴは太陽の光を受けると、表面でアントシアンという赤い色素が合成されて赤く色づいてきます。だからシールを貼っておくとその部分だけ赤くならず、絵が見えてくるというわけです(^^)
ただ、そのシールを貼る作業が結構大変^_^;
シールの粘着力が弱く絵柄も込み入っているため、一つ貼るだけで一苦労でした(>_<)
そうこうしているうちに、稲刈りみんたば!後期も終了です。
これからしばらくは鯵ヶ沢に行くこともないので、東京での販売を頑張らねば!!
古民家ではいつも料理をしているのですが、実は東京で料理するのはけっこう久しぶり^_^;
何だかんだで用事があって、たいてい家にいないのです(>_<)
こんなふうに季節のものを自分で料理して食べて、といった平凡で穏やかな暮らしには常々憧れているのですが、おそらくこれからもそんな生活は送れないだろうな、って自分で薄々感づいてきた最近です。
だからこそ、そういう平凡な楽しい生活を実現させてくれるみんたばの時間というものがとても貴重に思えるのかもしれません。
稲刈りで一区切りついたこの半年を振り返ってみたとき、そんなことも思いました。
ではでは(^_^)/