2010年9月30日木曜日

稲刈りみんたば!後期

こんばんは。
いつのまにか6時前には外も真っ暗になり、街の灯りも不思議と暖かく感じられるようになってきましたね。


さて、先日は稲刈りみんたば!後期がありました!!

後期日程は9月の25、26日でしたが、米販売に向けてもろもろの事務用があったため24日に鰺ヶ沢入りしていました^_^;
水曜日のお昼に急遽前乗りを思い立って木曜夜のバスで青森へ向かうという強行日程だったため、皆さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません(>_<)


涼しくなっていたとは聞いていたけど、実際に朝ついてみると寒い!!
ススキが開いてコスモスも咲いて、木々はところどころ赤や黄色に変わっていて、鰺ヶ沢へ向かうバスから見える風景もどことなく秋模様でした。こんな中ピクニックしたら楽しいでしょうね(#^.^#)


…のわりに、アジサイがまだ鮮やかさを保っていたあたり、さすが青森です^_^;



着いたらすぐにつなぎを着て毛豆選別作業に入ります。全然違和感を感じないあたり、我ながら慣れたもんだな。。って感じです。
8月の選別では見なかった新しい機械が登場し、量もこの前よりはるかに多い選別でした。
弾くのはアブラムシの斑点、虫食い、形がいびつなもの、一つしか入っていないもの、などですが、本当に量が多いこと多いこと(>_<)


次々出現する毛豆を処理できなくなってラインを止めることもしばしばでした。。。



毛豆選別・洗浄は午後まで続き、弾きの毛豆を堆肥場に捨てるついでに山ブドウ収穫もしてきました(^^)
それにしても、弾きの毛豆が半端なく多い!!
少し小さいとかさやが汚いとかで売り物にはならなくて、食べたら美味しいし使いようもいくらでもあるはずなのに捨てられる毛豆の数々(>_<)。。。活用しようとしても赤字が増えるだけなら捨てるしかないのでしょうけど、本当にもったいないです。。

自給率などなど考える際にも、そんな構造上の問題は決して見逃したくないところです。
目先の効率うんぬん以上に、直感的に嫌だなあとは思ってしまいます。。




山ブドウ畑はこれまた秋だなあ、って感じの場所でした。
8月には草刈りもしましたが、さすが無農薬というだけあって相変わらず野の草が生い茂っていました^_^;




山ブドウはよく見る市販のブドウとは違って、ツルの途中に実が散在しているって感じでした!
この山ブドウは農家の方が文字通り山から探してきて植えたそうなのですが、確かに自然な感じです。。




そしてこの日は夕焼けの空が最高に綺麗でした(*^_^*)
8月に鰺ヶ沢の海まで見に行った夕陽もきれいだったけど、この日は今まででも一番鮮やかな赤色だったように思います。





用事も終わって眠ろうとしたのですが…、ここで思いもよらない睡眠妨害が。。。
布団に入って目を閉じると、目の前に虫食いの毛豆がポンポンポンポン飛び出してくるのです(>_<)
疲れて眠たいのに、否応なく「取らないと取らないと。。。」って焦って全然眠れません^_^;
結局疲れが勝って眠ることができましたが、なかなかの恐怖体験でした。。。



一夜明けて9/25(土)。


この日は気温が一桁まで冷え込んでものすごく寒く、シーズン初の「布団から出たくない日」でした。笑
事務所の薪ストーブにも火が入り、ほんのりとした暖かさが辺りに広がっていきます(#^.^#)

朝到着したみんなを弘前まで迎えに行き、いよいよ稲刈り後半戦です。
みんたば田んぼの残りと、夏に草取りをしたおなかまめし田んぼの一部を刈りました!


みんたば田んぼの稲刈り(^^)


おなかまめし田んぼの稲刈り(^^)


この日の稲刈りは廣告社の皆さんも本格参戦しており、社会人には負けられまいと無駄にスピードを上げた結果、これまた無駄に疲れをためてしまうという様々情けないことに…
特に刈った稲束をつかむ左手に疲れが集中しました^_^;



夜は恒例のバーベキュー!
またしてもホルモンです^_^;
実は東京に帰ってから、食べても食べてもホルモンが出現するという謎の悪夢を見たとか見なかったとか。。
サツマイモはとても甘くておいしかったし、新品種だというキノコは噛んだ瞬間にいい香りが広がりました!毛豆は焼いてもほくほくおいしくて、秋の味覚も様々楽しめました(^^)

古民家へ戻ったら、明日に備えて豚汁を作りました!!
この日はなぜか豚汁の話題でもちきりで、芋はサトイモだのジャガイモだのサツマイモだのともりあがったっけ。。
…にもかかわらずミスで芋を調達し忘れてしまったのですが、無事おいしく仕上がりました(^^)

豚汁とか芋煮とか鍋とか、こう寒いと冬の味覚も待ち遠しくなります(*^_^*)




更に一夜明けて9/26(日)。
この日はリンゴのシール貼り、プルーン選別袋詰め、干しりんご袋作り、干しりんご袋詰めなど、人によって別々の作業でした(^_^)/
8月にやった作業もあり、懐かしいなあと思ったり。

プルーン選別では傷のついたものとか割れたものなどを弾いていくのですが、実は少し割れていたり皺がよっていたりするものの方がおいしいのだそうです!
そんな実はおいしいのに弾かれてしまうプルーンたちをもったいないなあと思いつつ、少しその場でいただいちゃいました(^^)


りんごのシール貼りでは、まだ青いりんごの表面に鯵ヶ沢の名物犬「わさお」のシールを貼りました!
リンゴは太陽の光を受けると、表面でアントシアンという赤い色素が合成されて赤く色づいてきます。だからシールを貼っておくとその部分だけ赤くならず、絵が見えてくるというわけです(^^)

ただ、そのシールを貼る作業が結構大変^_^;
シールの粘着力が弱く絵柄も込み入っているため、一つ貼るだけで一苦労でした(>_<)

そうこうしているうちに、稲刈りみんたば!後期も終了です。
これからしばらくは鯵ヶ沢に行くこともないので、東京での販売を頑張らねば!!




ちょっと余談なのですが、東京に戻ってきて珍しく外に出る用事がなかったので、気の向くままに栗ご飯と野菜の揚げ出しを作ってみました(^^)

古民家ではいつも料理をしているのですが、実は東京で料理するのはけっこう久しぶり^_^;
何だかんだで用事があって、たいてい家にいないのです(>_<)



こんなふうに季節のものを自分で料理して食べて、といった平凡で穏やかな暮らしには常々憧れているのですが、おそらくこれからもそんな生活は送れないだろうな、って自分で薄々感づいてきた最近です。
ここ数ヶ月を振り返ってみても、おそらく忙しく走り回って一生を終えることになるかと^_^;


だからこそ、そういう平凡な楽しい生活を実現させてくれるみんたばの時間というものがとても貴重に思えるのかもしれません。

稲刈りで一区切りついたこの半年を振り返ってみたとき、そんなことも思いました。


ではでは(^_^)/

2010年9月28日火曜日

秋の鰺ヶ沢

こんばんは。

稲刈りも無事終わり、東京に戻って参りました。
鰺ヶ沢の秋をたっぷり味わって帰ってくると、東京も先週の暑さが嘘のように涼しくなっていました。
団地のハナミズキも赤く色づいてきてたりと、いよいよ秋本番って感じです(^^)

そしてこの季節の鰺ヶ沢は夏にも増してきれいな風景がたくさん!!
先週は開いていなかったススキの穂もこの一週間で開きました。
写真を撮りに一日自転車で走り回りたいくらいででした(^^)



そんな鰺ヶ沢の秋の風景を、先週撮った写真も含めてちょっとご紹介します(^_^)/


黄金色のみんたば田んぼ



稲穂と赤トンボ



実った稲穂



草にうずもれたリンゴ



夕暮れ前のススキとトンボ



ススキのシルエット。左上にも注目してください(^^)



岩木山をバックに秋の野



稲穂と赤いリンゴ



夕日に照らされたススキ



夕焼けとススキのシルエット



夕焼け岩木山



夕焼けと白神アグリ事務所



刈り取りの終わったみんたば田んぼと岩木山



でした(^^)/

2010年9月24日金曜日

秋晴れ!!

おはようございます。
今朝弘前について、涼しい…というか寒っ!!て思ってしまいました。

バスに乗り込むときはご注意ください(^^)


こちら鰺ヶ沢は野の雰囲気もどことなく秋模様です。

2010年9月23日木曜日

豆、豆、豆ごはん〓〓

わたくし、今回は腰痛(爆)で田んぼには入れなかったのですが、そのかわり(?)に枝豆の収穫をして来ました。

その名も「風丸」。

枝豆が生えているところを生まれて初めて見ました〓

こちらの畑で作っていらっしゃる「風丸」は毛豆という種類に近い物なのだそうですが、普通の枝豆と比べて粒がすごく大きいんです!!

収穫の後選定、梱包作業をしたところ、沢山のおすそ分けをいただいちゃいました♪♪

それで作ったのが写真の豆ご飯〓
他にも定番の茹で枝豆も作ってみましたが、気になるお味は……

粒が大きい分味も大味になるのかと思っていたのですが、一粒一粒の味がとっても濃厚で、「冷凍の枝豆が二度と食べられなくなるのでは〓」というほどの美味でした〓

さーて、次回はついに念願のお米の収穫〓〓

早く食べてみたいなぁ〓〓

byゆり

2010年9月18日土曜日

みんたば田んぼ!!

写真その2(*^^*)

みんたば田んぼ!

あいにくの天気だけど、きれいな黄金色です!!

バックに見えるのが建石小。

2010年9月6日月曜日

いい天気(^^)v

こんにちは(^^)/


ただいま新幹線で京都に向かっております。
車窓から見える景色も、ついつい田んぼの様子に注目するようになってしまった最近です(^_^;)

横浜の方ではまだ黄色に緑がまじっていましたが、掛川を越えるとすっかり黄金色!


刈り取りも終わって干しているところもありました。
そんな風景を見ながら、以前聞いた話をふと思い出しました。

農業機械は値段が高いのに、用途が限定されていて出番は年に数日。
だから稼働日当たりの価格がものすごく高くなってしまって、農家にとってはそこも悩みの種なのだそうです。

だから日本国内で農業機械をピストン輸送して使い回すことで、農家の経済的負担を軽減できたらいいなあ、ってそんな話です。


ただ、同じ作物を作っているので時期が重なってくるなど、困難な点だらけみたいです(>_<)


それでもこの夏1ヶ月弱鰺ヶ沢に滞在して感じたのは、同じ日本といえど気候風土は場所により全然違ってくるということ。

東京の溶けるような暑さに浸かっていた身にとって、鰺ヶ沢の8月は驚くほど涼しかったです。

細長くて山あり海ありの複雑な地形をもつこの国だからこそ、温度だけでなく日照や雨の降りかたも地域ごとに違ってくるでしょう。
そんな地域ごとの気候特性に最大限に適合した品種の栽培が一般的になって広まれば、ひょっとすると上手く時期を分散させることができたりしないかな??、なんて考えてしまいました。


(゜-゜)(。_。)豊橋をすぎたらまた黄緑混色の田んぼになってきました。緯度の問題?品種?それとも田植え時期かな??

最近は温暖化の影響!?か変な気象続きで、害虫も分布を広げつつあるのだとか。
おまけに変な外来雑草も侵入してきているそうで、ますます大変そうです。

ただそういう相手に対して機械と農薬でゴリ押ししても、経済的負担は増えるばかり(>_<)
気候風土に最適な品種を作るとか、生態系の力を利用するとか、そういった形で省力省銭を実現できないかな??

そんなことの研究も興味があります。


では、もうすぐ名古屋です(^^ゞ

松本